2008年07月28日
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興味深い水路跡と出会える下高井戸駅、松原駅、東松原駅の三角領域

Written By: 川俣 晶連絡先

 以下は、散歩中に遭遇した興味深い水路跡です。井の頭線東松原駅の近くにあります。世田谷の川 探検隊で紹介されている北沢川 松原支流 (きたざわ-がわ まつばら-しりゅう) 明大前暗渠の一部に当たります。

東松原の水路跡

水路跡の面白さ §

 水路跡を探索することの面白さの1つが、この写真に凝縮されています。これは舗装された道路に見えますが、入り口の柵が付いているという妙な構造になっています。かといって、奥にある個人宅の玄関というわけではありません。おそらく、水路は通常の道路とは管轄が違うので、様々な事情が交錯してこういう不思議なものが出来上がってしまうのだろうと思いますが、詳細は未確認です。(こういった水路跡の土地の所有者が誰であり、どう管理されているかは将来調べたい項目)

下高井戸駅、松原駅、東松原駅の三角領域 §

 実は最近、2回ほど下高井戸駅、松原駅、東松原駅の三角領域をぐるっと散歩で歩きましたが、この経路は面白いです。松原支流 (きたざわ-がわ まつばら-しりゅう) 明大前暗渠だけでなく、北沢川 松原赤堤支流 (きたざわ-がわ まつばらあかつつみ-しりゅう)にも出会えます。上手く経路を取れば、北沢川 羽根木支流 (きたざわ-がわ はねぎ-しりゅう)もかすります。

 ちなみに、1回目に歩いたときは、地図で松原支流の開渠部分を見つけてわざわざそこを歩いたぐらいです。

犬も歩けば棒に当たる §

 水路跡を探索しているわけではありませんが、歩いていると水路跡に当たります。

 面白いですね。

 やはり東京は水の町です。

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